初発の筆先
誰が国祖の系統なのか。国祖の眷属という以上、国祖の評価を低く見積もると怒り出す者たちだ。そして、大本神諭を神聖視する者たちである。そう考えたら信徒のほとんど、ということになるかな。あの大本神諭の存在、そして、霊界物語の三五神諭の存在はそれなりの価値を見出すことが出来るか。艮の金神の系統を識別する指標として。いかに霊界物語を主にし、大本神諭をその次に位置づけたとしても所詮は大本神諭を神聖視している以上...
View Article神諭の改変 1
大本神諭。明治25年から独特の筆跡とひらがなばかりで書き綴られた直の筆先は瑞の御霊、出口王仁三郎という審神者によってその正邪が判別されてようやくその価値を見出す。初期のころは一部の信徒しか読むことが許されていなかったが王仁三郎によって漢字と句読点が追加され、文章として編纂。神霊界紙上に掲載されることになる。...
View Article神諭の改変 2
大本信徒連合会から発刊されている霊界物語第60巻の巻末にある三五神諭の注釈を読んでいると、彼らの神諭改変に対する解釈が載せられている。そこには国際的に宣教展開する大本の事情を配慮して修正したのではないか?というものだ。 私はそうは思わない。...
View Article神諭の改変 3
さて、出口直と艮の金神。二人は手名椎、足名椎と霊界物語第15巻大蛇退治の段において記載される。この表記、因縁の二人は密接に連動しているというわけである。しかも、古事記が編纂された時代には既に彼ら二人の職掌も実力もわかっていた。だから、国祖が明治25年に復活したといっても、立替え立直しが実際、艮の金神に可能であるかどうかは復活する遥か以前から分かっていたことなのである。それを前提に大本経綸は推進されて...
View Article未見真実の道統
厳の御霊とされたあの国祖と出口直が本当に金剛力とやらの神力があるのなら、王仁三郎は霊界物語第12巻の天の岩戸開きにおいて、厳の御霊はただ、世を統治するだけでいいとは表さないさ。なんとも皮肉のこもった表現をするものだ。そして、出口直はこの現代において出口直美として転生することになる。直美は直の転生なのだから艮の金神は彼女の体内に入っているはずだ。どうも、象徴天皇と同じく、単にただいるというだけで率先的...
View Article国祖の正体
王仁三郎は霊界物語第1巻の回顧録において艮の金神を【老人】と明示した。浅野和三郎が改竄した霊界物語第1巻では【老神】と記される。浅野が王仁三郎の原稿を見た時、国祖の記載が【神】ではなかったことに対して不服があったから勝手に変えたのだろう。人、か。一体、何者だ?八衢の審判ならば既に瑞霊伊吹戸主神が担当している。殊更、国祖が冥府でがんばる必要はない。スウェーデンボルグの霊界日記では地獄で審判の真似事を勝...
View Article謹賀新年 午年 明けましておめでとうございます
新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 当ブログは私、斎門志道のサイト、【霊界物語の真髄】のブログとしてオープンしたものです。私のサイトでは語ることが出来なかった微細な考察をこのブログで配信したいと思っております。ご高覧頂ければ幸甚です。...
View Article国祖の失策
霊界物語を第6巻あたりまでもう一度、読み返していた。6巻までの巻とは大本神話の根幹であり、大本開教の根本意義をなす。私の国祖論は未だ完成していないゆえ、ここにその不完成の部分を一考として掲載したいと思う。●霊界物語第5巻 総説...
View Article国祖の失策 2
どこまでも国祖をかばう王仁三郎。大本草創期においては綾部役員信徒を刺激するかのような表現は控えたのだろう。だから、オブラートに包む表現にとどめたのだ。綾部の役員信徒たちとは太古の因縁として艮の金神の眷属たち。それが多数集結している。そういう心情的な配慮が成されたものと思われる。それに王仁三郎は綾部の大本において【世界経綸】を推進することが目的だったから、彼らをなんとしても経綸の駒にしなければならない...
View Article霊界物語のデジタル拝読
基本、私は本で霊界物語を読むのだけれども、この前から都合があってデジタルで読むことが多くなってきている。前からパソコンに物語を読み込んでいたからそれで拝読することもあったけれども、どうも、最近になって思うことだが、デジタルだとどうしても物語の概要が頭に入らないのである。頭にインプットされない。抜けてしまう。それも物語の味を感じにくく読んでいて空虚な感じを覚える。物語なのだから真剣に読めばそれなりに得...
View Article神の国、永遠に…。
王仁三郎は機関誌神の国に対してこのような遺言を遺している。●錦の土産一、大正日日新聞は如何なる理由出来する共 廃刊すべからず一、北国夕刊新聞も又同じ一、神の国は永遠発行すべし一、天声社は決して担保に入るべからず一、吾著述は 旧稿新稿を問はず不残出版す可し一、上野公園氏との提携は飽くまで継続す可し一、中外日報との関係を益々濃厚なるべく務む可し 大正十三年正月五日 王仁...
View Articleようこそ!!
【遥かなる潮流】へようこそ♪ 当ブログにアクセスして下さり、有り難うございます。このブログは私、斎門志道のサイト、【霊界物語の真髄】のブログとして開設したものです。サイトでは書ききれなかった細かい点や疑問に思ったこと、あるいはふと、感じたことを単発的に掲載していきます。...
View Article神の国 永遠に…。
王仁三郎は機関誌神の国に対してこのような遺言を遺している。●錦の土産 一、大正日日新聞は如何なる理由出来する共 廃刊すべからず 一、北国夕刊新聞も又同じ 一、神の国は永遠発行すべし 一、天声社は決して担保に入るべからず 一、吾著述は 旧稿新稿を問はず不残出版す可し 一、上野公園氏との提携は飽くまで継続す可し 一、中外日報との関係を益々濃厚なるべく務む可し 大正十三年正月五日 王仁...
View Article消費増税8%へ
それにしても、とんでもない時代になったものだ。 消費税が5%から8%に増税。 ありえないな。 増税分の税金は社会福祉に使うと国は言ってきたけれども、それはあくまでもカムフラージュにすぎないだろう。 国自体の儲けが少ないのに税金だけはとる。 消費税を上げる前に宗教法人に税金をかけたらどうなのか?まずはそれからではないか。 為政者というのはいつでも弱者から金を巻き上げるな。いつの時代でもそうだが…。...
View Article道統の正当と不当 深部は同質
この前、京都、亀岡大本の祭典へ行ってきた。 晴天に恵まれて気温もまずまず暖かったし、強い風も吹いてはおらず、穏やかな日和だった。砂利の広場ではバザーも催されていて人も多く、賛美歌の歌声も聞こえてきて賑わっていた。 それが天界に相応するかどうかはわからないが…。...
View Article道統七代の時代
それにしても、道統継承権が四代直美にあるからといって、それがために継承権争いに関与する当事者たちの想念が地獄的になったのでは元も子もないな。正当性があろうとどうだろうと、天界に報われるようなやり方に終始して頂きたいものだ。道統の七代はすでに出生。これで大本七代はすでに揃ったことになる。これより後、どんな時代になっていくのか…。幼い七代はいかに成長していくかは分からないが、大本内部の揉め事にさらされた...
View Article黒川柚月の発言「ウジ虫みたいなコメント」
さて、私の記事に対して日月神示の研究者、黒川柚月から反応があった。以下に黒川柚月の人間性が露呈されているのでアップしたい。ウジ虫みたいなコメント と書かれてある。それも、 反響だと思い込んでいるね。 と、黒川柚月自身が思い込んでいるのがわかる。...
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